人工知能が新たな水準へ―IBMのWatson、人気クイズ番組ジョパディ!でチャンピオンを破る

http://jp.techcrunch.com/archives/20110216ai-paradox/



Jeopardy!を見てこんなに興奮したことはない。
この2日間、IBMのスーパーコンピュータWatsonが、
人気トリビアクイズ番組のチャンピオンたちを相手に一歩も引かずに戦い、
最後には堂々たる勝利を収めた。


昨夜(米国時間2/16)、Brad Rutterの獲得賞金は$10,400、
KenJenningsが$4,800だったのに対し、Watsonはなんと$35,734を獲得して1位となった。
最後にWatsonが正解に失敗したトロントという答え〔訳注〕さえ、
わざと仕組まれたジョークではないかという声が出たほど圧倒的な勝利だった。

前にそういう企画があるという記事は見てたけど、IBMのマシンが勝ったらしい。
コンピュータだからクイズに勝つのは当たり前だろみたいな意見が出そうだけど、
質問を理解できるだけで凄いじゃん、ということで。


「質問応答システム」(コロナ社)なんかに理論とか書いてあるんですけど、
昨日読んだ仕組みだと、
例えば「日本人はなぜ長寿命なのか?」という質問が来たとして、
「(日本人が長寿命)なのは」でググって、
複数の検索結果を得て、それぞれを評価してスコアが高いものを解答とする
みたいな仕組みが紹介されてました。
あとは、因果の構文をあらかじめ学習させておく手法とか(遺伝アルゴリズムを使ってたり)


twitterボットで同じようなことをしてるのもありますね
人力検索サービスを検索して解答と思われるものを見つけ出して答えるボットとか