twitterの情報を利用した未来予測

今日、職場でソーシャルマーケット関係のプレゼン資料を見ていたら、
twitterの情報を利用して、景気指標を予測して相関の高い結果を出した研究が紹介されてました。
要するに、現在の景気指標は、過去のソーシャルクチコミから予測できるとして、
学習などを用いる研究のようです。確か東京大学の研究室でした。
他にも、選挙の結果の予測などもしていました。


面白いアプローチだなと思います。ただ漠然とインターネットの情報から未来予測だと、
広すぎて収集がつかないけど、twitterのタイムラインを活用するというのは面白い制限だと思う


Bonanzaメソッドなんかも、過去の棋譜を用いて、
未来の棋譜の評価を予測しているんだと思うんですよ。
過去の棋譜の評価情報を学習することで、未知の局面を精度良く評価できる(=未来予測)


こういう考え方であれば、始まる前のアニメで、なにがヒットするか、しないかとか。
そういう方面の予測ができたら面白い。
もちろん株価とか為替を、クチコミの自然言語処理の方向から予測するのも面白そう。



ググったら、こんなのあった


予測例1) 株式市場変動の予測
http://www.hottolink.co.jp/predict/#stockPredict

ホットリンク、クチコミで議席数を予測!! 第22回参議院議員通常選挙をネットのクチコミで予測する 「クチコミ@参院選」第1回目予測を公開
http://news.livedoor.com/article/detail/4847186/

【研究者プロフィール】
松尾 豊
東京大学大学院工学系研究科 准教授。
東京大学工学部卒業、東京大学大学院工学系研究科電子情報学専攻博士課程修了。博士(工学)。
2002年より独立行政法人産業技術総合研究所勤務。2005年よりスタンフォード大学客員研究員。2007年より現職。
ホットリンクと情報系研究者との共同研究会「HottoLabo」に参加。

論文が読めそうなら読んでみたい。
どういう風な要素の切り出しをして学習即に当てはめているのか?とか。