マクロを組んで怒られる(カイゼンは時と場合による)

http://d.hatena.ne.jp/REV/20091106/p5
http://hyasuura.tumblr.com/post/234348496

先日先輩に怒られました。

内容は ・VBAを使うのはずるい ・それは実力ではない ・仕事が早いというのは同じ環境でどれだけ間違いがなく
効率よく作業ができるかだ。 ・マクロを組むのはズルとしているのを同じ と。

確かに手作業で行なえば周りの人と同じくらいの速さなので 周りと同じ環境であれば(マクロを組まなければ)
仕事が早いとは言えないかもしれません。

しかし業務をどう効率よくして作業をするかを考え実践するのも仕事のうちだと思うのですが 私の考えは間違ってますか? 
入力ミスもチェックするコードを書いたので、ミスはありません。

一見、アホな話だが、よく考えると深い話。


自分にも似たような経験がある。もう5年ぐらい前か。
某編集部で契約社員として編集業務をやっていたときのこと。
dailyの媒体なので、夜の0:00ごろになるとメールマガジンを配信する業務が回ってくる。
基本的に持ち回りだが、手のあいた人が変わる場合もあったと思う。
作業は、メールで今日配信した記事を集めて、広告部から広告を貰い、記事中のURLなどを整形し、
ひとつにまとめて、最後にURL先が正しいことを確認して、メール送信に回す。
最後にデスクのチェックが入る。


作業自体は煩雑で機械的な作業。毎日やってるとつまらなくなる(頭からっぽでもできる)
ある日、私はperlで記事を結合して整形するプログラムを書いた。
perlは使ったことがなかったのでこの時初めて使った。
工夫したのは、記者によって原稿が微妙に揺れるので、その揺れを解消しながらうまく自動結合させることだった。
初めのうちはperlで自動化していることは周囲には言わなかった。
メールマガジンを作る業務が回ってきても、一瞬で作業が終わるので「楽〜」って感じだった。
しかし、それではあんまりなのでperlで自動化していることを編集部内で話した。


怒られなかった。
最終的に、リンク先が間違ってないか、原稿がおかしくないかは、目視で確認するのだ
下準備が手作業だろうがマクロだろうが、最後は人間が人間として仕事を確認するのだから、
結局は同じことなのだ。
(広告URLを間違えると大変なことになる)


それからメールマガジンを準備する仕事は自分の専属になったw
記事を書き、ライターの記事を校正して、さらに深夜0:00になったら必ずメールマガジンの準備までするはめにw


しかし、それで自分は気づいた「記事を書くより、プログラムで仕事を自動化した方が何倍も楽しい!」
自分が一番好きなのは、人間の仕事を機械にやらせてお茶を飲んでいることだったのだ。

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  (⌒)
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| ||.  |     旦 (-∀- )  <楽するためならどんな苦労でもするよ〜
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その時憶えたperlで仕事をやって給料ももらっている。
人間、なにがどう転ぶか解らない。