PCとFPGAの囲碁の速度比較
山下さんが彩のプレイアウト性能に触れている記事がありますが
http://blog.livedoor.jp/yss_fpga/archives/50378275.html
石の着手だけを乱数で打つと、9路で4万playout/s(平均77手)
Lukasz の libEGO。これをCygwinで動かすと47000playout/sでした。
パターンなどロジックを入れているものが
ごてごて追加して現在は9路で8000playout/s 程度の速度です。
とあります。
先日の講演もされた美添さんも参加されている
FPGA基板を用いたモンテカルロ碁の高速化
http://www.ieice.org/ken/paper/200908044ao8/
によると、
シミュレータ上で9 路盤において毎秒13104 プレイアウト,19 路盤に おいて毎秒2055 プレイアウトの実行速度であった
論文自体は読めないのですが、比較的単純なプレイアウトだとすると
- 彩(9路・単純着手) 4万playouts/sec
- FPGAのシミュレーター(9路・単純着手?) 1万3千playouts/sec
げ、FPGAって遅いじゃん!
と思ったら、シミュレーター上の速度だった(^^;
実際にFPGA実機で動かした場合は、どのくらいのplayouts速度が出ているのだろう?
金曜日に聞けば良かった(^^;
(そのときは知らなかったので。どうせならFPGA囲碁の講演を聴きたかったなー)
↑会場は、将棋・囲碁ファンと思われる御年輩層が多かったので、さすがにFPGAではどん引きかもしれません
↑美添さんにはラムダ探索の話を聞きました。