マイクロソフトは死んだのか?

ChromeOSの発表でかなりニュースが飛び交ってました。
Androidがあるのになぜ?って気もしますが、


ネットブックは、そもそもノートPCに20万円とか意味なくね?というのが暴露されたわけです。
だまされていたと。バブルだったと。ブランド品だったと。


安価な4万円ぐらいのネットブックに2万円のOSは乗せられない。それじゃ売る側も買う側もアホみたいです。
ネットブックにはAndroidをどうぞ! 当然の帰結です。
かつてLinuxをエンドユーザーが使うという話もありましたが、結局のところ、
見かけがGUIWindowsっぽくなっても、コマンドラインのコマンドが打てないと先に進まない部分が残っているので
普及しなかったし、今後も無理でしょう。


そこで、Googleがカスタマイズした無料のChromeOSの登場。
無料だから安価なネットブックとも相性ぴったり。
ChromeOS搭載のネットブックと勝負するためには、マイクロソフトWindowsをそうとう値引きしてOEM提供しないと
勝負になりません。
次にバブルがはじけるのはOSの番かもしれません。


ATOMが売れすぎてIntelが困ったように、Windowsを安売りすれば、高いWindowsが確実に売れなくなり、
クラウドOSをそこそこ売ったところで、その損は埋まりません。
マイクロソフトはB2Cの会社なのです。


Windowsが儲からなくなれば、Officeに頼るしかありません。
しかし、ここでも価格競争の波が来るでしょう。どう考えてもジリ貧だと思います。
詰んでるかもしれません。


気がついたら、メールはgmailのみで、ブラウザは家でも会社でもChromeを使っています。
検索はGoogleしか使いません。ChormeOSで十分です。
将棋所はmonoで動かせばいいのです。
本当の意味で「ご自由に.netをご利用ください」とMSは言ってくれたのですし
http://www.publickey.jp/blog/09/cclimono.html


しかしですよ、先日のドコモの新機種がJavaScriptの不具合を出し、
どう考えても日本企業はOSとか言語とかをちゃんと売っていくのは苦手です。
Androidに頼らないと携帯の基本ソフトはもう無理でしょう。
携帯電話はAndroid、PCはChromeOS、メールはgmail
ブラウザはFireFoxは今後も強いでしょうが、OSにバンドルされれば
Chromeも伸びるでしょう。


GoogleChromeがOSバンドルで独占禁止法で訴えられる日も近いかもしれませんw


問題はAppleAppleはブランド維持の意味でもネットブックには参入しないでしょう
15万円のノートPCが売れるのに、わざわざ4万円する意味が無い。
ということは、90%のマスはChromeOSでnetbookを使い、10%のAppleファンがMacBookを使う
80%の携帯がandroidになり、20%がiPhoneを使う
みたいなこともありうると思う
会社ではdellの5万円ぐらいの15インチノートPCでも使ってればいいわけだし。