オンライン小説の発表方法について

昨日書いたエントリーは意外にbookmark数が伸びました。
http://d.hatena.ne.jp/mkomiya/20090520/1242828525
皆さん、同じことを考えていたのかもしれません
そこであった意見ですが、
ラノベが挿絵の力を借りているというのはまさにそうですね。
ラノベの起源をソノラマ文庫クラッシャージョウと考えれば、
作者の高千穂さんはイラストの力で小説を売るという路線を明確に考えていたわけで、


あと、ラノベ作家というか、昔の日本SFの作家は漫画が描けなかったので作家になった人が多いと思います
栗本薫さんとか筒井さんとか。
ラノベ書いてる作家だって、漫画が描けるなら漫画家になるでしょう。


ただ、アニメ化された漫画原作とラノベ原作を比較すれば、異論はあるかもしれませんが
やはりラノベ原作の方が話がしっかりしていると思います。
絵も描けて話も作れる人は限られるけど、ラノベ作家は話を作る能力だけで世に出ているわけですし


というわけで、オンライン小説がもっと読まれるには、読まれるように整形する方向と、
自動的に漫画にしてしまう方向があると思います。
音楽系が初音ミクを利用するのは、ボーカルを用意せずに創作活動に専念するためで、
アニメは俳優を用意せずに創作活動に専念し(声優は別)
小説家は絵を用意せずに、創作活動に専念する(読者も絵を利用せずに、話だけを受け取って、脳内で映像に再構成する)


改行を増やしてト書きを減らして、簡単に読めるように(気合いで)整形するか?(携帯小説の道? 火浦功?)
それとも初音ミクのように、絵描きを使わずに、漫画化するか?


とりあえずスクリプターを作ってみましたが、後者のアプローチかなと思います。
現在は、MMDのように3Dのキャラにポーズを付ける手段すらありますので、
シナリオを考え、絵コンテを作り、MMDでモーションを作れば、それは映像作品になるのでしょうが、
もっと手軽にやる方向もいいんじゃないでしょうかね
(文章の内容を見て、自動的に背景や表情が変るなんて研究も長年やられているようですが)