アキカン!

集英社スーパーダッシュ文庫が原作らしい
ヒロインはメロンというメロンジュース。
自動販売機の缶ジュースから人間の女の子に変化するw


一応話のバックグラウンドとして、自動販売機の缶ジュースの材質を、アルミとスチールのどちらに統一するか?
という問題を取り扱っている国家公務員(ゲイ)と秘書(ご苦労アイリン君。木崎です)がいて、
スチール缶とアルミ缶の女の子が互いに戦って、材質を統一するという目的がある。
とんでもない馬鹿な設定だが、
意図的にわざと馬鹿な設定にしている感じで、個人的に、この作者は只者ではないと個人的には思う
なかなか説明できないけどw


例えば、アキカン達が生まれてくる自動販売機はよくある「しゃべる自動販売機」なんですが、
主人公はこの自動販売機と会話をする。それをなじみがつっこんだりするんですが、
この会話が、ギャルゲーのようでもあり、人工知能との対話でもあるように見えて、なかなか面白い



主人公はへたれではなく、むしろ男らしい。
幼馴染は、なじみという名前で、炭酸を飲むと酔う。


同じスーパーダッシュ文庫で「電波的な彼女」の映画が作品の中で上映されている
(紅の作者の小説)製作会社がブレインズベースで紅を作ってた会社
この作品はエンディング曲が毎週変わるという実験をしている
あと、最後におまけコーナーがかなり潤沢にあり、
原作小説を一部読んで紹介するコーナーがあるが、
読み上げているのは、紅で弥生さんの声優の大久保さんである。
(今週は猿のきぐるみで頬紅をつけた顔で読んでいた。
 クールな弥生さんのファンとしては複雑な心境である。
 原作小説は官能小説のような描写が多く、作者の凄さが伝わってくる)