状態の無いコンピュータがボナメソをやった場合の問題点

でも、流れとかは考えるべきではないかと思う。
ボナメソで学習すると、上手く囲うけど、次のような場合が発生する


明らかに、次は金が寄るような序盤の囲ってる形勢。
ボナメソは常に、金が寄る手をリコメンドしてくるので、
探索は、常に金が寄る手を初手として評価関数に探索「させられる」
これを逆手に取ると、
「明らかに金が寄る」状態で、金を寄せずに、他の手を指すと、
ボナメソをやっている相手は、常に「金を寄せる」と思って探索をするため、
余計な処理を使わされて、読みが浅くなる。悪手を出す可能性が高くなる


GPW2008で、棚瀬将棋が加藤さんに負けた試合で、
加藤さんの玉が不自然に一歩下がり、あと1手で囲いが完成する状態で
対局していた時、棚瀬将棋は思っていたのではないか?
「次は王が上がる。だから、次の手を僕は考えよう」