磁石の両端に温度差をつけるだけで磁気が流れる新現象を発見

http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1225675412/-100

http://sankei.jp.msn.com/science/science/081103/scn0811030914001-n1.htm

 磁石の両端に温度差をつけるだけで磁気が流れる新現象を、慶応大大学院理工学研究科 
修士1年の内田健一さんらが発見した。省エネで大容量の磁気メモリー開発につながる成果で、 
パソコンやDVDなどへの応用が期待できる。「スピンゼーベック効果」と命名し、英科学誌 
「ネイチャー」に発表した。 

 金属の両端に温度差をつけると電流が生じる現象は、「ゼーベック効果」として知られる。 
磁気の流れ(スピン流)と電流は、ともに電子の移動で発生するため、磁気だけが流れる現象も 
存在すると予想されていたが、未発見だった。 
(中略)

 この現象では、電荷は磁石の両端から打ち消し合うように移動するため、電流は発生しない。 
発熱によるエネルギー損失が避けられ、磁気メモリーの大幅な省エネも期待できる。 

電流は流れないけど、磁気だけが流れるらしい。これなら熱も発生しないし、
省エネなメモリーが作れる?


しかし、院生の卒論でネイチャーに載っちゃうとは凄い。