日本語の世界的勝利

http://homepage3.nifty.com/mogami/diary/d0807.html#151

人間の認知にとっては日本語と同様のSOVの方がSVOより自然だという話し。面白い。というか、ザマーみろ。


http://wiredvision.jp/news/200807/2008070921.html

6月30日(米国時間)に『米国科学アカデミー紀要』(PNAS)に発表された論文によると、主語(S)、動詞(V)、目的語(O)の順に文章が構成される(例えば「Bill eats cake(ビルが、食べる、ケーキを)」)SVO型言語を話す人であっても、身ぶり手ぶりでコミュニケーションを取るよう求めると、主語、目的語、動詞の順番で意志を伝えたという。


要するに、英語はS+V+Oという風に、主語、動詞、目的語という語順に並ぶ。動詞は主語の次に来る。
日本語は動詞が最後に来るので、われわれ日本人は英語を習うと苦労するわけですが、
身振り手振りで物事を説明させる実験を多人数多国籍で行うと、
日本語のように最後に動詞が来る順番で説明する人が大多数だったということらしい。
要するに、地球上の人間は、日本語のように物を考えているが、英語では不自然に語順を移動させて表現しているということである。


日本語の地球的大勝利w



しかし、英語の方が曖昧性が無くかちっと物事を論じられるというのは別の問題なのだろう。
動詞が最後に来る言語は、記事を読むとトルコ系言語と言われてますね。
トルコといえば、西洋と東洋の交わった場所ですから、興味深い。
韓国語と日本語は語順がほとんど一緒らしいですが、中国語は英語と同じように動詞が主語の次に来る。
地球上に言語が発生したとき、果たしてどっちが先だったんでしょうね?


日本の宗教がアニミズム信仰に現れているように、素朴な原始宗教に近いのなら、
日本語の方が中国語より古い言語なのかもしれません。
(キリストや仏陀、アラーといった神を擁する宗教は新しい宗教で、
 日本のアニミズム信仰や、ヨーロッパの精霊信仰のようなものが、原始的な宗教のようです。
 (北海道のアイヌコロポックルなんかは、西洋ファンタジーホビットを連想させますよね?)


 結局、この手の新しい宗教の勢力争いで、世界は戦争してるようなもんですもんね。
 石っころにも神が宿るなら、他人の神様と戦争しないでもいいし)


世界のブログの半分は日本語だと言われています。インターネット人口からすると不自然に多いわけですが、
日本語は脳で思考した場合にストレス無く表現できるので、日本人はだらだら大量にブログが書けるのかもしれません