クリエイターがニコ動だけで食える世の中になれば……

http://d.hatena.ne.jp/sagami3/20080605#p1

ニコ動にコンテンツをアップするだけで食っている人とかが現れればいいんだけど。そいでもってさらに、MADなんかでそれをして、原権利者に訴えられたら、その金額だけ還元すればOKってことにしちゃう。

たとえば、動画を1回視聴すると、ユーザーはシステムに1円を払うことにする(その代わり、ニコ動の基本料は安めに設定する)
従量制みたいなもん。


で、1円のうちシステム側が0.9円を取得。0.1円をアップロード者に払う(印税)


100万PV行けば、アップロード者は10万円をゲットする。月に2回ぐらい100万PVを稼ぐ動画をアップできれば月収20万円。
暮らせないことはないでしょ。
家からでないでも生きていけるかもしれない。


問題は著作権グレーコンテンツだが。
ニコ動側が、著作権保持者と、バルクで握っててくれれば問題ない。角川みたいにニコ動を多少認めてる著作権ホルダーもいるし。
逆に著作権ホルダーが提供する素材を利用した動画だけに、初めは限定してもいいかも。


あと、もう一点。ひろゆきが過去に発言している。
ニコ動にアップロード者に金銭が回る仕組み(=アフリエイト)を入れると、それが目的で
金儲けで吊りを始める輩が出てきて、場がダメになる。


たとえば、
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Interview/20071116/287304/?P=3&ST=ittrend

誰がその作品を作ったかは明確ではないこともあるし、ほかの人がアフィリエイト目的で張る可能性も出てきます。「動画を張ると面白い」という以外のモチベーションは作りたくないのが正直なところです。

自分が作ってないコンテンツを「上げただけの人」が対価を受け取ることになってしまう。
これはたいへんマズイ。
現状、上げた人は、「面白かったよ!」という「名誉」を受け取る仕組みになっている。
ひろゆきは、アフリエイトすらシェアはマズイと考えている。
(PV数による対価とアフリエイトは相関関係があるので実質同じ)

やはり、ウップ主が創作者本人であるかを見極めた上で、人力で投げ銭する仕組みしかないのかな。