やっぱり20手ぐらい読みたいですねえ(^^;
http://chocobo.yasuda-u.ac.jp/~nisimura/mymove/index.cgi?no=750
>Bonanza(中略)やはり枝刈りが相当うまいんでしょうね。
確かに。奇跡と思うほど反復深化回ってますよね。
>今年の YSS は序盤なら 15 手くらいは1秒くらいで読んでいるんですよね。中盤には 20 手以上読んでいます。
それはやはり深いですね。
例の山下さんが小躍りしてガッツポーズが出た終盤の決め手ですね。
パニックタイムになって読めたという。
竜王戦の8cpuで思考時間が長かったときのBonanzaが20手ぐらい読んでました。
ということは将来16CPUになれば選手権で全幅エンジンでも20手ぐらいは読めるって計算かも。
並列化の効率の話はありますが
そんときは選択的探索はさらに深く読めてるんでしょう。
香山@CSAさんがコメントされてましたが、
読む深さによる強さが、
全幅3手<選択5手
全幅7手>選択10手
決勝クラスで持ち時間20分で、だいたい
全幅15手=選択20手
と言えるかもしれませんね
深く読めるようになるほど、強さが同じになる深さの差は広がっていく傾向ですね
* * * * 123456789012345678901234567890
横軸が全幅が読む深さ、
縦軸が、その全幅と互角になるために選択的探索がさらに深く読む必要のある手数
グラフで外挿すると、
将来、全幅で22手読めるようになると、差が7で、選択的探索は29手ぐらい読めないと互角になれない
と予想できると思います。
>たぶん棚瀬さんも全幅探索でも選択的探索とあまり差が出ないだけの枝刈り技術を持っておられて
全幅でも深いところではかなり枝を刈ってるようです。
そのくせ静止探索では取る手成る手以外も読まれてるようです。
私も深いところでは前向き枝狩りのようなことはしてますよ。多少は。
なるべく問題が出ないような感じで。
>なので、我々も頑張ってもっと枝刈りする努力をするべきだと思うんです。
枝狩りもあるし、
あと探索削減もですね。
あと、正しい探索延長。
>私も、これまでずっと実現確率探索は優れていると思っていましたが、ちょっと懐疑的になってきました。
GPW発表で、激指チームも、実現確率+手筋マクロの発表をされたと思いますが、
手筋マクロを取り入れると、動的な要素が一致しないと静的ルールを適用しないので
折衷案になってるのかな?と思います。
手筋マクロは進歩本では棚瀬さんが書いてるので、
棚瀬さんは昔から動的と静的の狭間で開発してる感じもします。
詰め部分木なんかも動的な探索高速化手法と言えると思います。