「どろろ」を新宿オスカーで見てきました(´Д`;)

http://event.movies.yahoo.co.jp/theater/dororo/

西武新宿駅に行く途中、
たまたまオスカーの前を通りかかったら
ナイト割引で1300円だったので、どろろを見てきました。
興行成績はよさそうだったので、面白いのかな? と思い、ネットでの評判などは見てませんでした。


( ´Д⊂ヽ


ちゃちな妖怪特撮映画でした。
つまんなかったです。とやかく言っても仕方ないですが、たぶん脚本が酷いんだと思う。
例えば、冒頭で、どろろ百鬼丸と出会って、
彼の左手の話を琵琶法師から聞くんですが、
唐突に、「その左手の刀で人間を切ったらどうなる?」と琵琶法師に聞きます。


どろろのモチベーションは、敵討ちなのですが、倒したいなら普通の刀でもいいから切ればいいだけです。
なぜ、百鬼丸の刀に興味を持ったのか、まったく伏線が無いので、意識の変化がまったく理解できません。


このような独りよがりな展開が、随所にあります。
そのわりに、柴崎コウがマンガみたいな過剰な演技をしていて、非常に不自然でした。
すべてのキャラクターが浅くて、ちっとも感情移入できませんでした。


そして、百鬼丸から48箇所をとったという魔物たちが、「いかにも仮面ライダーの怪人」のようで、
全体的にアホみたいでした。


そうそう、百鬼丸の体を作ってるシーンで(錬金術師みたいなもんですね)、透明のホースみたいなのが張り巡らされてましたが、
あんなものはこの時代にあって良いのでしょうか?


色合いがセピア調になってるところとか映像的には「ふーん」って思うところもあったんですが、
これはお金を返して欲しいと思う映画でした。