Bonanzaの指数関数的速さ

マイムーブ西村さんからRESを頂いておりました。


http://chocobo.yasuda-u.ac.jp/~nisimura/mymove/index.cgi?no=436

>序盤は15手くらい読めるとのことでしたので、13回なら数秒で行くんじゃないですかね。マイムーブは15回が 2406.5 秒(≒40分)でしたから、これぞ指数関数的な差です。


Bonanzaは、
指し手のオーダリングは、hash,SEEで駒得する手、キラー、ヒストリー、SEEで駒得しない手
(hashが無い場合は多重反復進化)
だと思いますが、

早く深く読むためには、駒得する手が無いか少ない場合に、できるだけその他の手を読まずにすます必要があると思います
ということは、NullMovePruningやFutilityがたくさん安全にカットするためには、
安全にこれは悪い手と判断する機能
すなわち「評価関数の素晴らしさ」がやはり利いているんじゃないかと思います。
並べるだけならSEEだけですから評価関数は関係ないでしょうが、
やはりBonanzaの強さは、評価関数の凄さではないかと思います。


とはいえ、評価関数は駒割だけでも、深く読めますよ、という話も聞いた覚えがあるので、
かいもくわからなくなってきました( ´Д`)
情報処理学会の論文に、ある局面でどれだけ読んだか?の例が載っていたので、あのへんで検証して比較してみると良いかもしれません。
と思いました。