囲いの統計評価

 GPS将棋チームの王の囲いを統計評価した論文を印刷して、電車の中で読んでました。
 王の周りがしばらく変化しなかったら、それは守りみたいな認識(論文では、始めに成り込んで取られない手の直前で試していた)
 で囲いは認識できたとして、
 問題は、王の周囲を、どのように攻めると有効かを評価するか(裏返しで、どう守れば良いか)
 きのあ将棋さんのサイトの解説でも、王の周囲の利きによる評価は現在は手動だが、本来は統計でやるべきと書かれていた。
 ただ、中原さんの王の囲いの崩し方の解説本を読むと、美濃囲いとか、矢倉は、どの駒を攻めると崩せるみたいな解説があって、
 ほんらい、そういう攻め方を統計的に、自分で獲得できれば、それがいいのだろう。
 Bonaの論文では、王と周囲の別の2駒の関係とか、王の周囲の利きの状態とかを統計で学習しているといった記述があったけれど、
 ぐたい的にやろうとすると、はてどうしたもんか……