銀河英雄伝説の映画

今、WOWOWで銀英伝を放送中なんですが、さすがにむちゃくちゃ長いシリーズなので映画だけ見てみた。
小説を読んだのはたしか93年ぐらいなんで、もう10年以上たってるのか。
映画が本のどのへんかわからないけど、イゼルローン要塞を巡る戦いのあたり。
なんだかんだ言って、やっぱ凄い。面白い。
いまさら言うまでもなく、ラインハルトとヤンは、ガンダムでいうと二人ともシャア(性格ではなくて立場とか構図)
アムロvs世界みたいな、典型的なアニメの構図じゃなくて、
凄い軍人が戦闘を通して、相手の凄さを認識していく部分はすごい身震いする。
嫌な上司もやっつけるわけでもなく、ある意味超越してるし、部下はちゃんとそんな指導者を解ってるし。
星界の紋章は、帝国側はあっても、共和国側がまったく描かれてなく(だからこそユニークかもしれんけど)
パトレイバー後藤隊長も好きなので、昼行灯が実は凄いみたいなキャラはひかれるものがある。
そういや、乙一さんが押井監督の娘さんと結婚するらしい。映画ライターをされてる方らしい。
あと、銀英伝はやはり宇宙船のデザインが素晴らしい。
今の情勢で、スペースオペラをやると、艦長は男でブリッジは女性がいっぱいみたいな体制だと、タイラーみたいになるだろうし。
星界にあって、銀英伝に足りないものは、やはり可愛い女性キャラかな。
それと帝国側も同じ貴族でも、星界の方が、誇りとか正々堂々な感じがする。