通行人Aさんありがとうございます

 それだけ詳しく書かれるなら、うちの日記のコメントではもったいないと思います。
 わたしは車は運転しないので、そのへんよく判らない点はあるんですが、
 ロータリーエンジンが効率がいいという感じですが、番組では燃費が稼げなくて開発に難儀したみたいなことも言ってた覚えがあります。


>低速から最大トルクに近い値が発生する分、電動モーターの方が面白いかもしれません。
 ここが興味深かかったです。
 ひとくちに「車の楽しみ」といっても、それは「レシプロエンジン」しか知らないから、そっちが楽しいと思うだけで、
 電動モーターで走らせれば、それはそれで違う意味で楽しさが生まれる余地はありますね。
 文化はそういうものと思います。


>危険度の高い水素を危険な状態で扱う時間が短い分、安全性の点でも有利に働きそうな
 なるほど。
 水素は無色、無臭なのでかなり危険ですね。
 もし車が事故って、タンクが破裂でもしたらたいへんなことになりそうです。
 燃料電池として金属に封じ込めるなど、なんらかの対策をしないと危険ですね。
 
>道路脇にガイドラインを設置して前後の車間と障害物を認識させて自動運転をさせるという方法も実験が行われています
 NHKサイエンスゼロで紹介した自動運転技術は、
 車からレーダー波を出して、車間を計ったり、ドライバーの心臓の鼓動の変化でブレーキをかける(笑)技術などを紹介してました。
 あと以前、LEDでPDA用に仮想キーボードを作る技術がありますが、
 あの技術で、物体を三次元的に認識する方法で、車を認識する研究も見た覚えがあります。

>スバルは難しい方向をめざしていますなぁ
 確かに。ステレオカメラで画像認識ですから、かなり難解な方向でやってると思います。
 けっきょく移動情報をオプチカルフローとしてとらえて、相対速度の変化を計算してると思いますが、
 実験コースと違って、現実の道路環境ではかなり難しそうですね
 (飛行機は空だからいいんでしょうけど)

 あと、自動運転で「人間をひいた場合」
 責任は「ドライバー」と「メーカー」でどうするのか? という問題もありますね。
 自動で動かすと電車ですって番組で言ってましたが、レールの上を走るだけでいい電車とは、車の自動運転はまったく違うと思います。
 信号で止まることについても、信号から情報を出すのか、自律で認識するのかという問題もありますし、
 自治体とかのレベルの話も出てくるでしょうね。


 しかし、トヨタが以前やっていた「自動車庫入れ」のような補助的な部分から入れていけばいいのかもしれません。
 スバルの技術者も、市販の自動運転車を作るわけではなくて、
 「完全自律走行自動車の開発を通して、問題点を明らかにすること」が目的のようなことを言ってたと思います。
 まずは、スバルが「嵐の海」に船出して、「海図を作ってくれている」と思ったほうがいいかもしれません。